歯が抜けたあとの治療を欠損補綴といい、条件が限定される歯の移植を除くと「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」が主な選択肢となります。
欠損補綴治療をしなければ、歯が抜けた部位の骨が吸収して、歯槽骨(歯を支える顎の骨)が痩せてしまったり、支え合う歯や噛み合う歯を失うことで隣の歯が倒れたり移動をしたり、噛み合う歯が伸びてきたりすることもあります。そしてやがては隣り合う歯や周りの歯が抜ける原因となってしまうこともあります。
ただし、咬み合わせに関わらない場合7番(親知らずを除く一番奥の歯)は欠損補綴が不要な場合や、親知らずに関しては欠損補綴は不要です。
欠損補綴は、見た目や咀嚼力・滑舌の回復だけに必要なわけではなく、残った歯や歯槽骨を守るためにも重要な治療です。じっくりと検討して自身にあった治療を選んでください。
歯が抜けたあとの治療を欠損補綴といい、条件が限定される歯の移植を除くと「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」が主な選択肢となります。
欠損補綴の選択肢の内、どの治療が良いかは患者様毎のライフスタイルや歯への意識などで異なります。例えば、残った歯をできる限り自然なまま残したい場合はインプラントが適切であったり、収入や貯蓄に余裕がなければ保険適用の入れ歯やブリッジが良い場合もあります。また、前歯などで骨が薄くてインプラントが出来ない場合もブリッジや入れ歯が適当であったり、見た目をキレイにしたいなら自由診療のセラミック(ジルコニア)ブリッジやインプラントが良いということになります。
欠損補綴にはそれぞれ特徴やメリット・デメリットがあり、全ての方に有効ではない適応症例もあります。どの治療が良いか、どの治療があなたに適しているかは、カウンセリングを通じて歯科医師と相談しながら決めましょう。
項目/種類 | インプラント | ブリッジ | 入れ歯 |
---|---|---|---|
見た目 | ○ 天然歯に近い |
自由診療 ○ セラミック 保険 × 銀歯 |
× 留め金が目立つ |
咀嚼力 | ○ 最も回復する |
○ 回復する |
× 咀嚼力が落ちる |
長期予後 一般的な耐用年数 |
○ 10年以上 |
△ 7〜8年 |
× 5〜6年 |
治療費 | × 高い |
自由診療 × やや高い 保険 △ 1歯欠損2万円程度 |
○ 保険で1歯欠損5,000円程度 |
治療期間 | × 長い 2〜6ヶ月 |
保険 ○ 1〜2ヶ月 自由診療 △ 2〜3ヶ月 |
保険 ○ 1〜2週間 自由診療 △ 2〜3ヶ月 |
隣在歯への影響 | ○ ない |
× 大きく削る |
△ やや削る場合がある |
違和感 | ○ ほぼない |
○ ほぼない |
× 強い |
口臭 | ○ 原因にはならない |
△ 歯がないところに汚れがたまる |
× 汚れがたまりやすい |
セルフケア | ○ 天然歯と同じ |
△ ブリッジ部分を念入りに行う |
× 歯磨き+入れ歯洗浄 |
※比較はあくまで標準的な症例における治療と考えた場合。
※保険治療は3割負担を想定、欠損歯は1歯を想定しています。
※見た目の美しさや使用感・咀嚼力の感じ方等には個人差があります。
インプラントは優れた歯科治療の一つですが、必ずしも皆さんにとって一番良い治療とは限りません。介護や全身疾患の手術が必要な方の場合は、取り外しが可能な入れ歯の方が良かったり、歯の治療の既往歴によってはブリッジのほうが適切な方もおられます。
また、歯にお金をかけたくない・かけられないという方に無理やり勧める治療でもありません。
あくまでインプラントは欠損補綴の選択肢の一つです。あなたにとって一番良い治療は何なのか、カウンセリングで相談しながら検討しましょう。
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