このページの目次
歯がボロボロになってしまった方には、何らかの理由があります。
仕事が忙しい・受験のため・小さな子どもがいるためなど、やむを得ず歯の手入れがなかなかできなかったり、食べ物が偏ったり、甘いものを多く摂取してしまうことで、歯がボロボロになる方。
歯科恐怖症・嘔吐反射・拒食、過食症症などにより、歯科治療ができなかったり、口腔内の環境が著しく悪くなりやすい病気や心の病ににより、歯がボロボロになってしまう方。
早期発現型歯周炎(若年性歯周炎)、不正歯列が原因で磨き残しができやすい方、唾液の分泌量が少ない、生まれつき歯質が弱い等の理由で、虫歯や歯周病に罹患しすく歯がボロボロになる方。
複数の歯が虫歯になることで、ボロボロになったお口です。虫歯は感染する進行性の病気ですので、進行しながら周りの歯に伝染り、複数の歯が蝕まれてしまいます。C2ぐらいから痛みはじめ、虫歯が神経に達しった際や歯の根に膿が溜まったときなどは激しい痛みを覚えます。
歯周病はサイレントディジーズ(静かなる病気)とも言われる、進行に気づきにくい病気です。しかしステージが進むに連れて歯茎の腫れや出血を伴い、痛みを感じはじめます。やがて歯が長くなったように見え、グラグラし始めると、いずれ1歯・2歯と抜け始めていきます。
歯がボロボロになってしまった人の多くは、「本当は早めに治療したかった」という方がほとんどです。しかし、「仕事が忙しくて」「休みが取れないから」と、お仕事や学業の都合でどうしても歯医者に時間を割けなかったり、「歯医者が怖い」「治療が痛そう」「昔歯医者の治療でトラウマがある」など、歯医者に対してネガティブなイメージがあって受診できない方もおられます。
それでも、歯は大切な臓器です。そのまま放置してしまうと、多くの歯を失うばかりか、治療しようと思っても治療の選択肢はどんどん少なくなっていまいます。
ですから、理由はどんな理由でも責めることは致しません。まずは、今の状況から脱し、少しでも良くなるために治療を始めましょう。アップル歯科は、歯がボロボロの人でも通いやすい歯科医院でありたいと考えています。
歯がボロボロになってしまった方の中には、「歯医者さんに口を見られるのが恥ずかしい」と仰る方が多数おられます。
しかし、私達歯科医師は、おそらくあなたと同じようなお口の状態の方や、もっと悪くなってしまったお口の方も、たくさん診てきています。
ですから、どんな状態であっても、恥ずかしがる必要はありません。私達は、そこから少しでも良くするために治療することが仕事です。むしろ、ボロボロになった状態から、どのように回復させることができるのか、腕の見せ所でもあるとすら考えています。
「恥ずかしい」「ここまで放置したことを怒られる」という心配はご無用です。
歯がボロボロになってしまった方で、「歯医者が苦手」という方の多くは、歯の治療の痛みや怖さが通院にブレーキをかけてしまいます。
確かに、一昔前の歯科治療では、何の説明もなく歯を削ったり、痛みを訴えても「我慢して」と治療を止めてくれない歯科医師もいたかもしれません。
しかし、現在では歯科医院もかなり患者さんに配慮し、痛みや怖さを感じさせない努力をしています。少なくとも当院では、一番最初の「麻酔」から痛みを少なく打てるよう、全歯科医師がトレーニングを積んでいます。
まずは勇気を出してお越しください。そして、少しずつでも結構ですので、出来る治療から始めていきましょう。
多くの歯が虫歯になったり、失った方にとって、気になるのは治療の「費用」や「期間」ではないでしょうか。例えば、保険だけで治療をするなら、全ての歯を失った場合で、入れ歯治療が10,000~15,000円程度(3割負担の場合)で5〜6回の通院となります。被せ物の治療なら1歯あたり1万円前後で3〜4回、詰め物の治療なら1歯3,000〜6,000円前後で3〜4回の通院が必要となります。
しかし、歯の治療には選択肢があります。保険だけでなく、自由診療でキレイに治したり、再び悪化することがないよう再発リスクを下げる治療を選ぶこともできます。治療回数や期間を大幅に短縮する方法もあります。ただしこの場合、健康保険の適用がないため、費用負担は大きくなります。
どのような治療があり、費用がどの程度で、期間や回数がどのぐらいかかるのかは、あなたの選択によって決まります。もちろん、現在のあなたの状況やご要望をお伺いし、治療プランをご提案しますので、その上であなたが望む治療を選んで頂ければ、どんな選択でも私達はあなたが選んだ治療に全力で臨みます。
歯がボロボロになってしまった方や、歯医者が怖い方にとって、どれだけ勇気を出してもいきなり治療は始められない場合もあります。
当院では、そんな方に強引に治療を進めたりすることはありません。まずは検査をし、その上でお話を伺い、できることから進めていくよう努めています。
そのため、初診は検査とお話だけで終わることもあります。
歯がボロボロになってしまった方にとって、一番ハードルが高いのは、歯科医院に行くことです。
行きたくない・怖いのは重々理解しています。配慮して診察しますので、まずは相談のつもりで気楽にお越しください。
永久歯は失ってしまうと残念ながら二度と生えてくることはありません。歯を失う理由は、虫歯や歯周病、外傷など様々な原因があります。
虫歯や歯周病によって、最初は1本だけ失い、その後しっかりと治療をすることなく放置してしまうと、口腔内の環境が劣悪になり、他の歯も虫歯や歯周病になってしまったり、咬み合わせが崩壊し他の歯も抜けてしまう咬合崩壊を起こし、多くの歯を失ってしまいます。
このように多くの歯を失ってしまうと、どんどん治療が難しくなり、今までのお口の機能を回復することが大変になってきます。それだけではなく、「恥ずかしい」と思うようになってしまい歯医者へも通院を躊躇してしまう方が多くいらっしゃいます。
しかしながら、歯医者は多くの歯を失ってしまった方でも、今の口腔内よりも良い状態へ治療をすることが仕事です。恥ずかしい気持ちはあるかもしれませんが、どんな状態でも怒ることや笑うことなどありませんので、まずは相談だけでも勇気を出してご来院ください。一緒に今後について考えていきましょう。
多くの歯を失ってしまった場合の治療は、失ってしまった歯1本1本を治療していくのではなく、全体的なお口の状態、残存歯や全体的な咬み合わせを考慮したフルマウス治療を検討していく必要があります。
1本1本の歯は独立して機能を果たしているのではなく、互いに支え合い噛み合うことで、咀嚼機能や発音などお口の機能を果たしています。
食事やお話がしっかりとできるようにお口全体を考え、また治療後の良い口腔内環境を永く保てるように治療計画を立案し治療を進行することが大切になります。
人工歯と人工の歯茎が対になっており、人口の歯茎をお口に密着させて歯の機能を回復させる治療方法です。保険適用と保険適用外の精密な総入れ歯があります。
メリット選択治療方法によって費用を抑えることができ、またフルマウス治療では比較的に治療期間が短期間です。
デメリット食事や発音に不便さを感じたり、お口の中に違和感を感じることが少なくない治療方法です。また、取り外しての洗浄や保管方法などメインテナンスが大変です。
費用保険診療:1万円程度 自由診療:〜60万円(税込66万円)程度
オールオン4といって、片顎4本から6本のインプラントを埋入し、その上に歯茎付きの人口歯を並べる自由診療の治療方法です。手術時間は半日程度と長時間になりますが、入院は不要で、静脈内鎮静法という半分眠ったかのような状態にする麻酔を使用して進行します。
メリット全顎のインプラント治療よりも費用と期間を抑えることができ、また手術当日に仮歯が入ることで見た目の回復も早いです。
デメリット外科手術を伴う自由診療のため、費用の負担が大きいです。また、咬合力が強い方は歯冠部分が割れることがあり、修理が必要になる場合があります。
費用自由診療:片顎 205〜340万円(税込225.5〜374万円)程度
全ての失ってしまった歯にインプラントを埋入する治療方法です。埋入数が多いほど費用と治療回数がかかってしまいますが、見た目が天然の歯に近い状態に回復し、不便や違和感、故障のリスクが少ない治療です。
メリット3つの治療方法の中でも見た目と咀嚼力が天然の歯により近く回復します。また、セルフケアも天然歯と同様に歯磨き等ですることが可能です。
デメリット外科手術を伴う自由診療のため、費用の負担が大きいです。必要なインプラント数が多ければ手術の回数も増加します。治療期間も全顎インプラント治療が一番長くなります。
費用自由診療:片顎 350〜500万円(税込385〜550万円)程度
歯は一度失うと元には戻りません。失った歯を放置すると、周囲の歯にも悪い影響が出ます。治療を放置している方も、多くの歯を失っている方も、今よりも悪い状態にならないように、まずはご相談だけでも大丈夫ですので、歯医者へ足を運びましょう。
多くの治療が必要な場合、治療期間や通院回数、費用など気になることが多いかもしれません。当院ではまず精密な検査を行います。その後、いくつかの治療計画を提案し、患者様に合った治療方法を一緒に選んでいきます。気になる点や要望はどうぞお気軽に質問してください。
食事や会話で大切な口の健康を取り戻し、数ヶ月に1回のメンテナンスでその状態を保ちます。より良い生活を送っていただくためにも、患者様に寄り添った対応を心がけてお待ちしております。
この記事の編集・責任者は歯科医師の内藤詩です。
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
診療開始 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 |
診療終了 | 18:30 | 18:30 | 13:00 | 18:30 | 18:30 | 17:00 |
診療情報
休診日:日曜・祝日
※日曜・祝日診療は下記診療カレンダーをご覧下さい。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||
|
休診日
日曜・祝日診療
13時迄
他のエリアでもアップル歯科の治療を受けられます