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歯が抜けたら基本的には失った部分を補う治療をする必要があります。現在の歯科治療で選べる失った歯の治療(欠損補綴)は、入れ歯・ブリッジ・インプラントの3種類があります。
その中でも、入れ歯は最も安価で装着までの時間が短いため、選ばれる方も多い治療方法です。
どんな歯科医院でも、抜けた歯をそのまま放置することをお勧めしません。抜けた歯を放置すると、残っている歯の場所や噛み合わせが変化していくからです。
お互いに支え合う石垣のようにそれぞれの歯が力を分散して受け持っています。そのバランスが変わることで、歯並びの崩壊が始まっていきます。
失った歯を適切に補うことで、他の歯の寿命も助けることができます。
1本〜の抜けた歯に対応する入れ歯です。抜けた場所に応じて色々な形に製作できるので、対応できる症例が多いことが利点です。
留め金(クラスプ)を他の歯にひっかけることで口腔内に固定します。
歯が全て無い方(無歯顎)のための入れ歯です。
入れ歯を歯茎に吸着させることで固定しますが、安定性が低いこともあるため、義歯安定剤が併用されることも多いです。
入れ歯には保険適用外のものもあります。特に、留め金が見えないノンクラスプデンチャーやより精巧に作られたオーダーメイド義歯などが挙げられます。
全額自己負担になるため費用が高くなりますが、保険診療の入れ歯が合わない・インプラントなどの外科手術は避けたいという方に選ばれています。
精密義歯についてはこちらを御覧ください。
保険診療の入れ歯は安価で治療期間が短い反面、制度としての制約があります。入れ歯を製作してから6ヶ月間は新しい入れ歯を作ることができません。歯医者を変えてもこの期間は引き継がれます。
これは、何度も入れ歯を作ってしまうと医療費が高くなるため、保険制度の濫用を防止する目的で国の定めた判断によるものです。日本であれば場所を問わず、必ずこのルールが適用されますのでご注意ください。
入れ歯は歯と同じく、装着し続けると汚れます。歯磨きなどと一緒に外して一緒に清掃するようにしましょう。
まれに入れ歯を入れたまま長期間過ごされる方もおられますが、清掃不良によって口臭の悪化が起こったり、入れ歯の汚れによって残った天然歯の状態を悪化させることも考えられますので、必ず定期的な清掃を心がけましょう。
入れ歯を使わない際は、清潔なコップ等に常温の水を張り、入れ歯全体が浸かるようにして保管してください。
入れ歯の素材は主にレジン(プラスチック)ですので、乾燥によって割れたり、熱湯などの高熱で変形する恐れがあります。
入れ歯を装着すると、歯がある頃と比較して伝わる力が変化するため、数ヶ月〜数年で顎の筋肉や顎の骨の形体が変わっていきます。それによって入れ歯が合わなくなることもあります。
入れ歯治療後は歯医者への定期検診を習慣化していただくことで、入れ歯の調整や再製作が行いやすくなり、他の健康な歯の維持にも貢献することができますので、治療後も半年に1回程度の検診をお勧めしています。
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診療情報
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