伊丹でインプラント治療なら

アップル歯科のインプラント治療

インプラント治療の特徴
インプラント治療の特徴
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アップル歯科のインプラント

当院のインプラントの特徴・費用・期間・治療の流れ

アップル歯科のインプラント治療について

伊丹市でインプラント治療なら

アップル歯科にご相談ください。理事長の吉見はICOIインプラント学会専門医・指導医で院長もインプラントを専門的なトレーニングを受け・経験も積んでいます。また、インプラントを担当する歯科医師は皆特別なトレーニングを積んでいます。

インプラント
メーカー
ストローマンインプラント、ノーベル・バイオケア社、オステムインプラント等
明瞭な料金体系 ベーシック1歯34万円(税込37万4000円)
スタンダード1歯41万円(税込45万1,000円)
プレミアム1歯44〜49万円(税込48万4,000〜53万9,000円)
全て治療費込のトータルフィーです
骨が少無い方へ 骨造成を得意としています。
インプラント相談 無料相談を承っています。ご予約時に「無料相談希望」とお伝え(WEB予約はご要望欄にご入力)ください。
医院の場所 伊丹市西台1丁目1番1号
伊丹阪急駅ビルの4階で通院便利です
ご予約は お電話もしくはWEB予約(初めての方専用)からご予約ください
インプラント手術風景

歯が抜けたまま放置するのは危険です

歯科インプラントとは

歯科インプラントとは、欠損した自然の歯を人工のもので代替する治療法です。失った歯の根元部分にチタン製の人工歯根を埋入し、その上に天然の歯に近いセラミックやジルコニアで作成した人工歯を取り付けることで、まるで自分の歯のような見た目に回復することが可能です。

ブリッジや義歯と比べて、インプラントは周囲の健康な歯を削る必要がなく、自然に近い咀嚼感覚を取り戻すことができます。また、耐用年数も長く、長期的に安定した噛み心地を維持できます。使用感もインプラントは自分の歯と同じように扱うことができ、食事や会話で困ることはほとんどありません。また、メインテナンスも天然の歯と同じ方法で大丈夫です。

もちろん、誰にとっても「最良の治療」ではありませんが、現状、欠損補綴(失った歯の治療法)の中では咀嚼力・審美性とも、最も天然歯に近い状態に戻すことが出来る治療と言えます。

インプラント模型

インプラント治療が可能な方

インプラント治療は、虫歯や歯周病の歯の病気、転倒や物理的なダメージによる歯の破損・事故、先天的に歯が足りない方など、様々な症例に対し治療が可能です。1本からすべての歯まで対応可能です。

もちろん、複数の歯がない・失った場合でも対応可能で、歯根の代替えとしてインプラントを使う場合や、複数歯の場合はインプラント同士でブリッジにすることもあります。

しかし、インプラント治療はどんな症例に対しても有効なわけではありません。

医科の病気や投薬状況によって治療が受けられない方、心臓や呼吸器に何らか全身疾患がある方や重度の糖尿病、高血圧のコントロールができない方、骨造成ができない方や骨造成してもインプラントを埋入できる骨の量を確保できない方などは、インプラント治療を受けられないこともあります。

インプラントの説明風景

インプラントと他の治療の比較

歯が抜けたあとの治療(ここでは1歯の場合)には、インプラントの他、ブリッジや入れ歯という選択肢があります(一部歯の移植が可能な場合もありますが、条件が限定的なためここでの比較は割愛します)。

それぞれの治療には特徴がありますが、最も大きな違いは「周りの歯への影響」です。

例えばブリッジは、両隣を歯を大きく削る必要があります。その上で3本にかかる咬み合わせの力を2本の歯根で支えるため、1本の欠損補綴で残りの2本に大きなダメージを与えることになります。

これが入れ歯になると、クラスプという留め金を歯にかけます。この際、クラスプが歯にしっかりひっかかるよう、歯を削る場合があります。また、この留め金をかけた歯も、ブリッジと同じくダメージを受けることになります。

これらに対し、インプラントは天然歯と同じように独立して歯冠を支えるため、両隣の歯に悪い影響を与えません。また、天然歯と同じ用に咬み合わせを保つことができます。そのため、多くの歯を健康的に残すためにも、歯を失った後の治療の選択肢として、インプラントをおすすめすることがあります。

インプラント・ブリッジ・入れ歯の比較

インプラント治療のメリット・デメリット

インプラント治療のメリット

  • 咀嚼力の回復 インプラントは天然の歯に近い咀嚼力を回復します。
  • 周囲の歯への影響が少ない 人工歯根単体で歯冠を支えるため、周囲の健康な歯を削る必要がありません。
  • 耐久性 正しくケアすれば長期に使用でき、一生涯使用出来ることもあります。
  • 顎の骨の保護 インプラントは顎の骨に固定されるため、骨の吸収を防ぎます。
  • 見た目 天然の歯と区別がつかないほど審美的に回復させることができます。

インプラント治療のデメリット

  • コスト 保険適用外の自由診療のため、費用負担が大きくなります。
  • 治療期間 インプラントの埋入から人工歯を装着するまでには最短でも2ヶ月以上を要します。
  • 手術が必要 外科手術に伴う感染や神経損傷などのリスクがあります。
  • 適応症 健康状態や口腔内の状態によっては適応できない場合があります。
  • 成功率の定価 喫煙や糖尿病等はインプラントの成功率を下げる原因となります。

当院のインプラント治療の特徴

カウンセリング

アップル歯科ではインプラント治療の前に必ずカウンセリングで患者様のご要望をお伺いし、治療の選択肢やメリット・デメリットまでしっかりご説明してから治療にあたります。

治療の技術

インプラント治療にあたる歯科医師は全て専門的なセミナー(技術指導込)を受講し、治療計画には複数の歯科医師が目を通して問題の有無や適切な方法をディスカッションしています。

しっかりとした資料

インプラント治療で重要なのは歯やの状態をしっかり把握することです。当院ではインプラント治療時は歯科用CT等あらゆる検査を精密に行い万全の治療計画を立てて治療に臨みます。

インプラントを担当する歯科医師

アップル歯科では年間数回、インプラント製造メーカー協賛の単独実習を行っており、全ての歯科医師がこれに参加しています。また、インプラント治療を行う歯科医師は、それ以外にも学術セミナーや実習に参加し、規定の回数をインプラント指導医の元補助として治療に参加した歯科医師のみが治療にあたっています。そのため、担当医であっても、執刀は理事長や院長が行うこともあります。

また、難症例や複雑な骨造成が必要な場合、ICOI国際インプラント学会の専門医であり指導医でもある法人理事長の吉見が手術を担当する場合があります。

理事長 吉見のインプラントライセンス
  • ICOI 国際インプラント学会 専門医
  • ICOI 国際インプラント学会 指導医
  • IPOI インプラント学会 認定医
  • 日本口腔インプラント学会 専修医
  • JMM臨床マイスター

理事長 吉見 哲朗

院長 内藤 詩

アップル歯科クリニック全体の埋入実績
年別 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023
埋入本数 27本 55本 50本 135本 191本 217本 479本 558本 426本 319本 389本 466本 453本 525本 488本 482本 546本 529本 814本 719本
合計 7,868本

インプラントの安全性について

インプラントは危険な治療?

インプラントというと「危険な治療」と思われる方もおられるそうです。これは、2010年〜2011年に、インプラント治療による死亡事故やインプラントの使い回しなど、インプラント治療に関するネガティブな事件が相次いでメディアに取り上げられたためです。

インプラントは、手術を伴う治療です。メスを入れたり骨に穴を開ける以上、出血や感染のリスクは伴います。しかし、この頃置きた事故は、通常のインプラント手術では考えられない倫理観の欠如や著しい知識・技術不足がもたらした残念な事象です。

インプラント治療は、CTを撮影し、血管や神経・骨の状態を確認した上で技術と知識を持った歯科医師が施術を行なえば、頻繁に事故が起こるような治療ではありません。その証拠に、現在アップル歯科では2004年のインプラント治療導入以来、インプラントによる訴訟は0件(2023年6月現在)です。また、家族やスタッフが歯を失った際の治療にも、自信を持ってインプラントを提供しています。それほど安全性については問題がないものと考えているということです。それでもインプラントについてご心配な方は、カウンセリングにて心ゆくまでご相談ください。その上でインプラント以外の選択肢を選ばれても、当院は全力治療にあたりますのでご安心ください。

インプラント治療における安全性への配慮

アップル歯科は、皆様が安心してインプラント治療に臨めるよう、以下のことをお約束します。

  • 治療前にはCTを撮影し、神経の位置や骨の状態を必ず確認します
  • インプラントの治療計画は、複数の歯科医師が確認し、問題があれば指摘します
  • 治療の内容はカウンセリングで説明し、同意の上治療にあたります
  • お口に入る器具はすべて滅菌、万が一落下・誤って無滅菌の物に触れたインプラントは廃棄します
  • 手術時は血圧を測定し、問題があれば治療を延期します
  • 糖尿病や心臓病・骨粗鬆症など、問題となる全身疾患がある場合は医師への確認を怠りません

インプラントの長期成功率

インプラントは他の欠損補綴(入れ歯・ブリッジ)に比べ、長期に使用できることがわかっています。インプラントの予後については様々な文献が出ていますが、最近の日本の学会の調査では6年生存率(6年経って使用できているかどうか)は入れ歯が33.3%、ブリッジが77.4%、インプラントが94.7%という結果が出ています。(※1)

古い記録では1990年のAdelの報告でも上顎81%・下顎95%と、30年以上前の治療でも既に長期予後が可能であるというデータがあります。

また、当院でも使用しているインプラントメーカー、ストローマンがスイスのベルン大学でったインプラントの10年間の臨床研究の報告には「511本のインプラントを使用し、成功率(97%)・生存率(98.8%)(※2)」とあります。

このように、インプラントは手術だけではなく、埋入後の長期的な使用に関しても安心して使用できる材料が多い治療と言えます。

インプラントの生存率に関する研究結果

※1)対象補綴装置の 6 年累積生存率を比較した結果,口腔インプラント群は 94.7%であり,ブリッジ群77.4%,床義歯群 33.3%と比較すると有意に高かった

※2)スイスのベルン大学で行われたストローマンインプラントの10年間の臨床研究では、511本のインプラントを使用し、成功率(97%)・生存率(98.8%)が報告されており、長期的な信頼性の高さが証明されています。

トータルフィーには手術代・抜糸代・被せ物代・仮歯代・麻酔代と付随する治療費が含まれます

インプラント治療プラン

インプラント治療は公的医療保険の適用がない自由診療です

ベーシックインプラント

オステム社製インプラント
  • 340,000円
  • 374,000円(税込)
  • デンタルローン:月々3,600円〜(2回目以降)(120回)
  • オステムジャパン製
  • アジア人の骨格に合わせて開発されています。
    ※トータルフィー

スタンダードインプラント

ノーベル・バイオケア社・ストローマン社製インプラント
  • 410,000円
  • 451,000円(税込)
  • デンタルローン:月々4,300円〜(2回目以降)(120回)
  • ストローマン社orノーベルバイオケア社製
  • 当院実績が最も多く固定が得やすいため難症例にも対応可能
    ※トータルフィー

プレミアムインプラント

ノーベル・バイオケア社・ストローマン社製インプラント
  • 440,000〜490,000円
  • 484,000〜539,000円(税込)
  • デンタルローン:月々4,700円〜(2回目以降)(120回)
  • ストローマン社orノーベルバイオケア社製
  • 前歯部など審美性を求める方向けのプランです
    ※トータルフィー

分割でのお支払いについて

アップル歯科クリニックではお支払回数に応じて3つの分割プランを選べます。

アップルらくらく分割プラン

支払回数5回まで(矯正は10回)

金利0

デンタルローン等を契約せず、医院で分割・お支払いをするプラン

※金利・手数料は発生いたしません。

アップル金利0円プラン

支払回数20回まで(均等分割)

金利0

金利0円でお得にデンタルローンを契約するプラン

※金利・手数料は発生いたしません。

アップルスマイルプラン

支払回数120回まで

実質年率3.2%

ゆとりあるお支払回数でデンタルローンを契約するプラン

※金利・手数料が発生いたします。

その他にも、お手持ちのクレジットカードによる分割払いも可能です。分割手数料等についてはカード会社にお問い合わせください。

この記事の編集・責任者は歯科医師の内藤詩です。

インプラントとブリッジ・入れ歯の比較

欠損補綴の種類ごとの使用感・見た目・特徴の違い

欠損補綴の重要性

歯が抜けたあとの治療を欠損補綴といい、条件が限定される歯の移植を除くと「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」が主な選択肢となります。

欠損補綴治療をしなければ、歯が抜けた部位の骨が吸収して、歯槽骨(歯を支える顎の骨)が痩せてしまったり、支え合う歯や噛み合う歯を失うことで隣の歯が倒れたり移動をしたり、噛み合う歯が伸びてきたりすることもあります。そしてやがては隣り合う歯や周りの歯が抜ける原因となってしまうこともあります。

ただし、咬み合わせに関わらない場合7番(親知らずを除く一番奥の歯)は欠損補綴が不要な場合や、親知らずに関しては欠損補綴は不要です。

欠損補綴は、見た目や咀嚼力・滑舌の回復だけに必要なわけではなく、残った歯や歯槽骨を守るためにも重要な治療です。じっくりと検討して自身にあった治療を選んでください。

歯を失った後の咬み合わせの崩壊

欠損補綴はどれがいいの?

歯が抜けたあとの治療を欠損補綴といい、条件が限定される歯の移植を除くと「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」が主な選択肢となります。

欠損補綴の選択肢の内、どの治療が良いかは患者様毎のライフスタイルや歯への意識などで異なります。例えば、残った歯をできる限り自然なまま残したい場合はインプラントが適切であったり、収入や貯蓄に余裕がなければ保険適用の入れ歯やブリッジが良い場合もあります。また、前歯などで骨が薄くてインプラントが出来ない場合もブリッジや入れ歯が適当であったり、見た目をキレイにしたいなら自由診療のセラミック(ジルコニア)ブリッジやインプラントが良いということになります。

欠損補綴にはそれぞれ特徴やメリット・デメリットがあり、全ての方に有効ではない適応症例もあります。どの治療が良いか、どの治療があなたに適しているかは、カウンセリングを通じて歯科医師と相談しながら決めましょう。

欠損補綴の種類

欠損補綴 インプラント
欠損補綴 ブリッジ
欠損補綴 入れ歯

欠損補綴の比較

項目/種類 インプラント ブリッジ 入れ歯
見た目
天然歯に近い
自由診療 
セラミック
保険 ×
銀歯
×
留め金が目立つ
咀嚼力
最も回復する

回復する
×
咀嚼力が落ちる
長期予後
一般的な耐用年数

10年以上

7〜8年
×
5〜6年
治療費 ×
高い
自由診療 ×
やや高い
保険 
1歯欠損2万円程度
 
保険で1歯欠損5,000円程度
治療期間 ×
長い
2〜6ヶ月
保険 
1〜2ヶ月
自由診療 
2〜3ヶ月
保険 
1〜2週間
自由診療 
2〜3ヶ月
隣在歯への影響
ない
×
大きく削る

やや削る場合がある
違和感
ほぼない

ほぼない
×
強い
口臭
原因にはならない

歯がないところに汚れがたまる
×
汚れがたまりやすい
セルフケア
天然歯と同じ

ブリッジ部分を念入りに行う
×
歯磨き+入れ歯洗浄

※比較はあくまで標準的な症例における治療と考えた場合。
※保険治療は3割負担を想定、欠損歯は1歯を想定しています。
※見た目の美しさや使用感・咀嚼力の感じ方等には個人差があります。

歯科医師のおすすめは?

インプラントがいいの?

インプラントは優れた歯科治療の一つですが、必ずしも皆さんにとって一番良い治療とは限りません。介護や全身疾患の手術が必要な方の場合は、取り外しが可能な入れ歯の方が良かったり、歯の治療の既往歴によってはブリッジのほうが適切な方もおられます。

また、歯にお金をかけたくない・かけられないという方に無理やり勧める治療でもありません。

あくまでインプラントは欠損補綴の選択肢の一つです。あなたにとって一番良い治療は何なのか、カウンセリングで相談しながら検討しましょう。

カウンセリング風景
この記事の編集・責任者は歯科医師の内藤詩です。

インプラント治療を可能にする骨造成

骨が足りない所を補う骨造成術

インプラントの骨造成とは

インプラント手術における骨造成とは、インプラントを埋入するための土台となる骨が不足している場合に、その骨を増やす治療のことを指します。

簡単に言うと、顎に骨の厚みや強度を作る手段です。骨造成は専門的な技術を必要としますが、これを行うことにより、そのままではインプラントができない人が治療可能になったり、インプラントがしっかりと固定され、長持ちするようになります。

骨造成には自家骨を使うものや骨補填材を使うものなど、用途や部位によって様々な方法がありますが、アップル歯科では多くの骨造成に対応してますので、骨が足りない患者様でも治療が可能になることが多くあります。

骨造成のイメージ

インプラント手術時に骨造成が必要となる人

CASE1

元々骨が薄い・弱い方

歯を支える骨を歯槽骨といい、この歯槽骨の厚みや硬さ、形には個人差があります。そのため、同じ歯の部位の治療でも、骨の状態によって骨造成が必要な方もいれば必要が無い方もおられます。

前歯などは元々臼歯に比べて顎の骨が薄いため、ほとんどのケースで骨造成が必要となります。前歯のインプラントができない歯科医院があるのは、この骨造成の難易度が高いたというのも理由の一つです。

インプラントは直径が3~5mm、長さは6~18mm程度で、部位によって必要なサイズが異なります。この必要なサイズのインプラントを埋入できる骨量が無い方は、骨造成が必要となります。

顎を押さえて悩む女性

CASE2

歯周病が進行している方

歯周病は顎の骨を溶かす病気です。そのため、歯周病が進行している方は骨が足りずにそのままではインプラント治療ができない場合があります。

歯周病は、日本人の歯が抜ける原因の第一位を占めている病気(※B1)で、骨が溶けるために歯がグラグラ動揺し、やがては抜けて落ちてしまう病気です。つまり、歯周病で歯を失うということは、そもそも骨が少なくなっているということになります。

歯を支える骨がないということは、もちろんインプラントを支えることができません。そのため、歯周病により抜歯となった方は、まず歯周病を治療し、更なる骨の吸収リスクを抑えた上で、骨造成を行うことで、はじめてインプラント治療に臨めます。

歯周病の歯茎

CASE2

歯を失って放置をしていた方

歯を失ったり抜歯となった歯を、治療をせずに放置していると、失った歯を支えていた顎の骨が吸収されてしまいます。これは、これまで噛んだときに歯を通じて顎の骨に加わっていた力が伝わらなくなるため、顎の骨が退化するためで、徐々に歯茎は下がっていきます。

吸収した骨は回復することはありませんので、骨造成や自家骨移植にによって骨を作りなおす必要があります。

また、歯を失った後の治療をしていても、ブリッジの場合長期間していると連結冠の下の骨が吸収したり、入れ歯の場合も合わなくなっても使い続けていると、顎の骨が吸収されることがあります。

歯を失った人

※B1)抜歯の主原因別の割合で最も多かったのは歯周病(37.1%)、次いでう蝕(29.2%)、破折(17.8%)、その他(7.6%)、埋伏歯(5.0%)、矯正(1.9%)の順となった。

骨造成の種類

GBR法

「GBR」とは”Guided Bone Regeneration”の頭文字を取ったもので、日本語にすると「誘導骨再生」となります。

特殊な膜で骨を作りたい場所を覆い、骨補填剤を入れると時間の経過(約4~6ヶ月)とともに骨が出来上がります。

GBRは通常インプラント埋入手術とともに行いますので、手術が2度必要になることはあまりありません。

GBR法の費用 インプラント費用+50,000円~100,000円(税込55,000円〜110,000円)

GBRが必要な症例
GBRの説明

ソケットリフト法

「ソケットリフト」は、歯を抜いた後の穴(ソケット)が深い場合に、その部分に人工的に骨を増やす手術のことを言います。

上顎の骨のその上には、上顎洞という空洞があります。インプラントを埋入する際、この上顎洞までの距離が短ければインプラントが貫通し、そのまま上顎洞に迷入してしまいます。

ソケットリフトは、抜歯した穴からこの上顎洞までの距離を確保するため、骨補填剤を入れて少しずつシュナイダー膜という上顎洞を覆う膜を押し上げ、骨の厚みを作ります。

ソケットリフトの適応はシュナイダー膜までの骨の厚みが5mmある場合で、手術は抜歯窩を利用するため、抜歯時に行います。

ソケットリフト法の費用 インプラント費用+50,000円(税込55,000円)

ソケットリフトが必要な症例
ソケットリフトの説明

サイナスリフト法

「サイナスリフト」は特に、上顎の奥歯部分の骨が薄い場合に行われます。

ソケットリフト(上記)が抜歯窩から行うのに対し、サイナスリフトは歯茎側から横にアプローチをします。

顎の骨とシュナイダー膜を慎重に剥がし、その隙間に骨補填材を入れることで骨に厚みをもたせます。ソケットリフトは1歯のインプラント治療時に行われますが、サイナスリフトは複数のインプラント埋入が必要な場合に有効です。

上顎洞までの骨の厚みが5mm以下の場合でもサイナスリフトなら骨を作ることができますが、骨ができるまでに概ね半年程度必要となりるため、治療期間や体への侵襲などの患者様への負担はソケットリフトに比べて大きくなります。

サイナスリフト法の費用 インプラント費用+150,000円~200,000円(税込165,000円〜220,000円)

サイナスリフトが必要な症例
サイナスリフトの症例
この記事の編集・責任者は歯科医師の内藤詩です。

インプラント全顎治療とAll-on-4

多くの歯を失った方のインプラント治療

フルマウスインプラント治療とAll-on-4

フルマウスインプラント
フルマウスインプラント
治療の内容 歯が抜けた箇所を全てインプラント及びインプラントブリッジで補う治療法。
費用
(自由診療)
片顎350万円~500万円程度
(税込385万円~550万円)
治療期間 1~3年
手術 複数回(1〜3回)
All-on-4(オールオンフォー)
all-on-4
治療の内容 4~6本のインプラントに、片顎全ての歯を並べる治療法。
費用
(自由診療)
下顎205万円〜290万円、上顎290万円〜340万円
(税込下顎225.5万〜319万円、上顎319万〜374万円)
治療期間 3〜6ヶ月
手術 1回(半日)

入れ歯以外の選択肢

多くの歯を失った場合、一般的には「入れ歯治療」を想像されるかもしれませんが、インプラントを使った全顎的な治療もあります。

インプラントを使った全顎的治療には、複数のインプラント使って全ての咬み合わせを再構成する「フルマウスインプラント治療」や、4〜6本のインプラントの上に連結した人工歯を並べる「All-on-4(6)」という治療があります。

見た目や咬合力・違和感が少ないのはフルマウスインプラントですが、費用を抑えて入れ歯のような取り外しの必要がなく、比較的短期間で全顎的な治療が可能になるのがAll-on-4(オールオンフォー)です。

多くの歯を失っても「もう一度何でも食べれて見た目も良く、入れ歯のように取り外しの手間がないお口」をご希望でしたらお気軽にご相談下さい。

歯がボロボロの人

インプラントを使った全顎治療の比較

フルマウスインプラント

フルマウスインプラントのイメージ

歯が抜けた箇所を全てインプラントで補う治療法です。残存歯や咬み合わせによって治療計画はとなりますが、全ての歯を失った場合、片顎6〜9本のインプラントを埋入し、咬み合わせを再構成する場合が多いです。

フルマウスインプラントのメリット

  • 審美的で見たがキレイ。
  • 使用感が自分の歯に近い。

フルマウスインプラントのデメリット

  • 治療に期間がかかる。
  • 治療費が他の治療に比べて高額になる。

All-on-4との比較

コスト
★★
見た目
★★★★★
治療期間
★★
治療の難易度
★★★★★
手入れの容易さ
★★★★★

All-on-4(オールオンフォー)

all-on-4のイメージ

4本(または6本)のインプラントに全ての歯を並べて固定する治療法です。埋入するインプラントの本数が少ないため費用を抑えることができ、インプラントを使った全顎的な治療の中では短期間で治療ができます。

All-on-4のメリット

  • 治療期間が短い。(約半年)
  • 適応範囲が広く高齢者や骨の少ない人でも治療可能。

All-on-4のデメリット

  • 審美性がフルマウスに比べてるとおちる。
  • 清掃がやや困難で数ヶ月に1度のプロケアが必要。

フルマウスインプラントとの比較

コスト
★★★★
見た目
★★★
治療期間
★★★★★
治療の難易度
★★
手入れの容易さ
★★

ほとんどの歯を失った方へ

多くの歯を失われた方には様々な理由があります。「仕事が忙しかった」「子育てで自分のことに手が回らなかった」という、歯医者に通う時間の問題で悪くなった方や、「歯医者が怖い」「過去に歯医者にトラウマがあって治療に踏み出せない」という歯医者が苦手な方、あるいは事故や病気など不可抗力で歯を失ってしまった方など、原因は様々です。

そしてどんどん悪くなってしまったばかりに「お口の中を見られるのが恥ずかしい」「ここまで放置したことに怒られるのではないか」とご心配になられ、余計に歯医者に通いにくくなるということもよくあります。

しかし、どんなに悪くても、私達はそれを治療することが仕事です。どんな状態でも恥ずかしいと思う必要もありませんし、怒るようなこともありません。ただ、どうすればこの人のお口は良くなるかを考えるだけです。

もちろん、痛みや怖さには精一杯の配慮をします。「もうどうせほとんど残っていないから」と諦めずに、少しでも良くなる方法を一緒に相談しましょう。まずは勇気を出してご相談に越し下さい。

歯のことで悩む人
この記事の編集・責任者は歯科医師の内藤詩です。

インプラントのリスク

治療前に知っておくべきインプラントのリスク

インプラントにはリスクがあります

インプラントは、小さな穴を開けてネジ(インプラント体)を埋めるという小手術を要します。手術と言っても、入院が必要になったり、お仕事や学業ができなくなるようなものではありません。侵襲(体へのダメージ)は抜歯と同程度ですが、それでも外科手術や生体外材料を使うことに対するリスクは伴います。気をつけるべき点は、「治療前のリスク」「治療中のリスク」「治療後のリスク」がそれぞれあります。

もちろん、これらのリスクの可能性は高いものではありませんが、予めどんなリスクがあって、どんな注意が必要かを知っておくことで、多くの問題を回避することができます。

ここで説明する内容は、カウンセリングでもお話する内容ですが、予めご承知頂くことで、治療前の判断材料としてご検討ください。

Riskイメージ

治療前のリスク

全身疾患やお薬によるリスク

持病や全身疾患がある場合は、インプラント治療が難しい場合があります。これは、インプラント治療の手術によって病気の再発が誘発されたり、その疾患の到着がインプラントの骨との結合を邪魔したり、傷の治りを遅くする可能性があるためです。

そのため、ご病気や日常的にお薬を飲む必要がある方は、必ず病名や服用中のお薬を担当医にお伝え下さい。知らずにインプラント治療行えばリスクになりますが、予め担当医が知っておくことで、治療が可能になったり、安全性に注意を払って治療を進めることができます。

インプラント前のカウンセリング
糖尿病をお持ちの方
日本人には糖尿病を患っておられる方がたくさんおられますが、糖尿病の方は傷の治り方が悪かったり、感染しやすくなるので、インプラントの失敗の原因となる場合が多いです。
しかし、糖尿病だからといって、インプラント治療が100%できないというわけではなく、数値をコントロールできれば治療が可能です。数値はHbA1c(エイチビーエーワンシー)7.0 が一つの目安です。
骨粗鬆症をお持ちの方
骨粗鬆症でもインプラント治療は可能ですが、骨の密度が薄いことで、普通より治療期間がかかったりする場合があったり、成功率が低くなる恐れがあります。ただし、「ビスフォスフォネート」製剤を飲まれている方はインプラント治療が禁忌となっている(骨が壊死する可能性がある)ため、医科の先生と連携して可能であれば投薬を一旦中止する等の対応が取れない限り手術ができません。
長期のステロイド治療を受けられている方
ステロイド剤を内服している場合は抵抗力が弱くなるため、抜歯、歯周病の外科手術、インプラント手術後に細菌感染をおこしやすく、傷を治りにくくさせます。場合によってはインプラント治療が適応できない場合や、治療後に抗生物質を長めに服用頂く・こまめに消毒にお越し頂くといっった対応をお願いする可能性もあります。
脳梗塞・脳卒中・心筋梗塞を患って半年以内の方
心筋梗塞や狭心症の心臓病の発作を起こした事がある場合、発作から半年以内にインプラント治療をすると手術が発作を誘発する恐れがあると言われています。また、脳梗塞や脳卒中も半年以内は危険を伴います。また、これらに伴う投薬を受けている場合は、薬の種類によって医科の担当医と連携を取り、インプラント治療が可能かどうか確認を取る必要があります。

治療中のリスク

インプラント手術によるリスク・偶発症

外科処置(手術)には偶発症のリスクがあります。インプラントは直径約3~6mm程度のチタン製の金属です。そのため、手術によってインプラントのサイズに応じて骨に穴を開ける必要があります。

骨に穴を開ける事自体は難しくはなく、侵襲(体に受けるダメージ)も抜歯と同程度ですが、この手術に際し、上顎には上顎洞という穴があったり、下顎には下顎管という「大きな神経・動脈・静脈」が走行する管があります。

外科処置に伴う偶発症は様々ありますが、インプラント治療においては特に「金属であること」「上顎洞との距離」「下顎管の位置」について気をつける必要があります。治療前の問診やCT検査をしっかり行うことで、これらのリスクを回避することができます。

インプラント手術の最中
金属アレルギーのリスク
チタンアレルギーの方はインプラント治療を行うことで金属アレルギー反応を起こす場合があります。チタンは人体親和性が高い金属で、骨と結合し、耐食性に強く安定した金属です。そのため、チタンに対する金属アレルギーがあっても、多くの場合アレルギー症状を発症しません(※IR1)。ただし、可能性はゼロではありませんので、予めチタンアレルギーの方はインプラントを控えたり、アレルギー反応がでた場合は除去する必要があります。
上顎洞への迷入リスク
CTによる検査でしっかり距離を把握できていなかったり、骨の状態が悪い場合などに稀に上顎洞という上顎の上にある空洞部分にインプラントが迷入する恐れがあります。万が一迷入した場合、可能であれば手術中に器具を使って除去しますが、歯科医院の設備での除去が難しい場合は基幹病院等にて内視鏡などによる除去(※IR2)をお願いする必要があります。
感覚麻痺のリスク
下顎の下顎管に治療器具やインプラントが触れてしまったり、下顎管の近くにインプラントを埋入した場合などに「感覚麻痺」を起こす可能性があります。そのため、治療計画ではこの下顎管との位置関係をしっかり確認してから治療を行うため、CT検査が必要となります。麻痺を起こしても、通常は数ヶ月で消失しますが、症状が長引く場合は、基幹病院での治療が必要となる場合があります。

※IR1)症例9と13はチタンアレルギーによるリスクを理解した上で、インプラント治療を希望したため、インプラント体を埋入した。症例9は埋入後12ヶ月、症例13は6ヶ月経過した時点では経過良好である。(チタンアレルギー陽性患者に対するチタンインプラント埋入症例)

※IR2)インプラント体が上顎洞に迷入しているが上顎洞炎を伴っていない場合,あるいは鼻腔形態の是正が必要ない場合は,内視鏡下上顎洞開窓手術により経鼻的にインプラント体を摘出する。

治療後のリスク

治療後の注意点やメインテナンス

治療後の注意を怠ると、インプラントの脱離や歯冠の破損、感染症や治癒の遅れなどのリスクがあります。そのため、治療前後の禁煙や禁酒についてのお願い、食事、メインテナンス方法についての歯科医師からの指導について、しっかり遵守していただくことがリスクを回避する重要なポイントとなります。

歯科医師からの指示はすべてインプラント治療を失敗しないためのアドバイスです。このアドバイスをお聞き頂けない場合は、インプラント治療が上手く行かなかったり、早期に脱離しても保証の対象外となる場合があります。

投薬されたお薬
喫煙のリスク
喫煙は、インプラント治療を長く成功させるための最も大きなリスクとなります。喫煙は、インプラント埋入後1年以内の脱離が喫煙しない方に比べて喫煙する方は倍以上のリスクを負うことになります(※IR3)。また、インプラントだけではなく喫煙はあなたの健康を損ないます。インプラント治療を期に禁煙を検討してみてはいかがでしょうか。
感染症のリスク
インプラント治療は手術を伴う外科治療です。そのため、傷口や骨などに細菌による感染症のリスクが伴います。そのため、治療後の投薬は必ず指示通り飲み切っていただくこと、食事の後はお口の中を清潔にして頂くことがとても大切です。万が一治療後に感染が起こり、腫れや痛みが強い場合は、点滴などの治療が必要となることもあります。
食いしばりによるリスク
インプラント長期予後を阻害する要因の一つに食いしばりのリスクがあります。食いしばりが強いと、治療後インプラントと骨の結合を邪魔したり、インプラントの歯冠の破損・インプラントの脱離の原因となることもあります。インプラント治療に併せて、ナイトガードというマウスピースの使用を習慣化して頂ければ、インプラントだけではなく周りの歯を長持ちさせるためにもなります。
インプラント周囲炎のリスク
インプラントは虫歯にはなりませんが、インプラントの歯周病と呼ばれるインプラント周囲炎という病気に罹ることがあります。インプラント周囲炎になると埋入したインプラントの周りの骨が溶けてしまったり、インプラントが脱落してしまう原因となります。定期的なメインテナンスと、毎日の歯磨きを怠らないことが重要です。

※IR3)喫煙率はインプラント脱落あり群が24%、脱落なし群が13%で、現在喫煙のオッズ比は過去喫煙を含む非現在喫煙群を1とすると現在喫煙群は1.8倍(95% CI:1.1-3.1)であった。すなわち、喫煙をしていると歯科インプラント治療を受けても1年未満にインプラントの脱落リスクが約2倍に上がることがわかった。

この記事の編集・責任者は歯科医師の内藤詩です。

インプラント治療のQ&A

インプラント治療についてよくある質問と回答

Q.インプラントは何歳から受けられますか?
A.基本的には18歳以上の成人から治療が可能となりますが、成長の状態によっては22歳ぐらいまで待ったほうが良い場合もあります。
これは「顎の成長が止まった段階」というのが一つの目安となり、顎の成長中にインプラントを埋入すると、インプラント部分は歯が動かないため顎の成長の妨げとなる可能性があります。結果、咬み合わせがおかしくなったり、本来顎の成長に合わせて動くはずの歯が動けなくなることもあります。
未成年のうちに歯を失った場合は、インプラント治療が出来るようになるまで。入れ歯かブリッジになりますが、ブリッジは隣の歯を大きく削る必要があるため、両隣の歯が健康に残っている場合は推奨されません。ただ、この年頃は見ため的に入れ歯にするのは抵抗があるかもしれません。歯科医師としっかり相談して決めましょう。
Q.インプラント治療は何歳まで受けられますか?
A.インプラント治療に上限はありません。実際アップル歯科でも80歳以上でインプラント治療を受けられた方もおられます。
ただし、年齢よりも身体的な健康が重要で、高血圧・糖尿病・心臓や脳の疾患などがある場合、年齢に関係なくインプラント治療が難しい場合もあります。
また、病気がなくても認知の傾向があったり、介護が必要・必要になる可能性がある場合などは、インプラントは避けたほうが良い場合もあります。
Q.インプラントは危険ですか?
A.外科手術を伴いますが、CTによる検査をして、しっかり埋入位置を守って治療を行えば、危険性の低い治療です。これまでも、麻痺が残った・上顎洞にインプラントが落ちた・感染症にかかったなど、様々な治療ミスがメディアで取り沙汰されてきましたが、これらはあくまでほんの一握りの問題で、CTを撮っていなかったり、技術が足りていなかったり、滅菌をしていなかったりという、当たり前のことを当たり前にしていなかった歯科医師の元で治療を受けてしまった場合です。現在では、サージカルガイドという、インプラントの埋入位置を失敗しないように促すガイドシステムも流通していますので、後はCTを撮って(もちろんそれを読み解く歯科医師の技量も必要です)、滅菌を怠らずに治療をすれば、問題が起こる可能性は極めて低い治療です。
Q.今入れ歯が入っているところをインプラントに変えれますか?
A.はい。可能です。ただし、入れ歯の期間や歯が抜けた後にしばらく放置してしまった場合は、骨が吸収され骨造成が必要になったり、治療が困難になる場合があります。まずは検査の上治療が可能かどうか、骨がどのような状態で残っているかを確認する必要があります。
Q.喫煙者ですが、インプラント治療は断られますか?
A.いいえ。喫煙者でもインプラント治療は受けられます。ただし、喫煙はインプラントが早期に脱落する原因であることがわかっていますで、喫煙をやめられない状態で治療を望まれる場合は、保証の対象外になったり、治療しても脱離のリスクが非喫煙者より高いことを理解して頂く必要があります。加えて、治療の前後には少しの期間禁煙をお願いします。
Q.前歯のインプラント期間中は歯がない状態ですか?
A.前歯のインプラント期間中は、「メリーランドブリッジ」という歯に接着するタイプの仮歯を付けますので、見た目的には歯がないようには見えませんのでご安心ください。
ただし、あくまで仮歯であるということ、天然歯や治療歯よりも弱いということをご理解頂く必要があり、固いものを噛んだり、強い力がかかると取れてしまう可能性があります。
奥歯に関しては、仮歯を入れる場合と入れない場合があります。ご本人様が気になるようでしたら、仮歯を入れますのでご相談ください。
Q.インプラントの治療プランごとの違いは何ですか?
A.大きな違いは、メーカーと保証、適応症例になります。例えば、なぜ保証にそれだけ差が出るかというと、これまでの実績に応じて保証の内容を検討しているためです。スタンダードプラン以上のインプラントは、万が一インプラント体自体がだめになっても、メーカーによる保証があったり、実際に当院でも治療の実績が良いため、それだけ自身を持っておすすめできます。
かといってエコノミーインプラントが悪いわけではなく、スタンダード以上のインプラントに比べれば安心して提供できる適応症例が少なかったり、メーカー対応やこれまでの実績が異なるために低いコストで提供している治療となります。
Q.インプラント治療を分割で支払うことはできますか?
A.はい。可能です。基本的に分割の場合、インプラント治療終了時(セット時)までに全額お支払い頂ける場合、最大5回まで分割可能です。それい以上の分割をご希望される場合はデンタルローン(金融機関の審査有り)をご利用頂くことで最大120回まで分割可能です。ただし、当院指定業者のデンタルローンであれば、20回までに支払いを完了される場合のみ金利手数料なしてで分割することが可能です。お支払いについても、お気軽にカウンセリング時にお尋ねください。
この記事の編集・責任者は歯科医師の内藤詩です。

【自由診療】|インラプントの費用

インプラント治療3つのプランの料金

種類 説明 料金
オステム社製インプラントのイメージ
ベーシックプラン
手術代
メーカー:オステム社
世界シェア上位のインプラントメーカーです。インプラントを埋入する歯槽骨の特性は欧米人とアジア人では違い、アジア人向けに開発されています。
インプラントを埋入する歯槽骨の特性は欧米人とアジア人で異なり、韓国で開発されたオステムは、アジア環太平洋地域でシェア数1位、世界の歯科インプラント市場においてもシェア数は6位であり、今注目のインプラントです。 治療期間…2〜6ヶ月、治療回数…4〜7回
340,000円
税込374,000円
※トータルフィー
ストローマン社製インプラントのイメージ
スタンダード
手術代
フィクスチャーといわれる顎の骨に埋め込むものは、世界的に実績が高いメーカー「ストローマン」もしくは「ノーベルバイオケア」の製品を使用します。いずれも世界中の歯科医師や患者様から高い評価を受けている一流メーカーであり、ラインナップが豊富ですので、患者様に合ったものをご提供させて頂きます。
※ノーベルバイオケア社製のフィクスチャーにはメーカーによる10年間の生涯保証があります。
治療期間…2〜6ヶ月、治療回数…4〜7回
410,000円
税込451,000円
※トータルフィー
ストローマン社製インプラントのイメージ
プレミアム
手術代
主に前歯等の審美部位向けのプランになります。フィクスチャーはスタンダードプランと同様ですが、被せ物には見た目が美しく、機能面も優れたものを使用しますので、より審美性を重視される方におすすめです。
治療期間…2〜6ヶ月、治療回数…4〜7回
440,000円〜490,000円
税込484,000円〜539,000円
※トータルフィー
※ベーシックのフィクスチャー及び上部構造には3年、スタンダード・プレミアムのフィクスチャーはメーカーによる生涯保証が付きます。(※1)
※上記費用には検査代・手術代・抜糸代・被せ物代・仮歯代・麻酔代が含まれています。

※1)インプラント保証の目安

インプラント
+
上部構造
手術代 合計 1〜3年
経過後
4年経過後
手術代40%
5年経過後
手術代50%
6年経過後
手術代60%
7年経過後
手術代70%
8年経過後
手術代80%
9年経過後
手術代90%
10年経過後
手術代100%
ベーシック
上部構造3年保証
¥140,000 ¥200,000 ¥340,000 ¥0 ¥220,000 ¥240,000 ¥260,000 ¥280,000 ¥300,000 ¥320,000 ¥340,000
スタンダード ¥210,000 ¥200,000 ¥410,000 ¥0 ¥80,000 ¥100,000 ¥120,000 ¥140,000 ¥160,000 ¥180,000 ¥200,000
プレミアム ¥240,000〜
¥290,000
¥200,000 ¥440,000〜
¥490,000
¥0 ¥80,000 ¥100,000 ¥120,000 ¥140,000 ¥160,000 ¥180,000 ¥200,000

【自由診療】検査に必要な費用

種類 説明 料金
CT検査の撮影風景
CT検査
歯や骨の断層画像を撮影することで、歯の根の位置や周囲の骨の状態、骨の内部にある神経や血管の位置を確認し、インプラントの埋入可否や位置の決定を行います。、当院でのインプラント治療においては必ずCTによる診断を行います。 10,000円
税込11,000円
パノラマレントゲンの出力イメージ
精密検査
治療計画の立案のために必要な資料を採得します。精密検査では症状やご要望に応じて、模型、口腔内写真、顔貌・口元の写真、10枚法レントゲン、パノラマレントゲン、セファログラム、顎関節パノラマ、フェイスボーマウント、歯科用CT、姿勢の写真などから資料を採得します。 30,000円
税込33,000円

移植術・インプラントの手術のオプションの料金

種類 説明 料金
GBRのイメージ図
GBR
インプラントを埋入するだけの骨量がない部位に対し、骨再生誘導法という、メンブレンと呼ばれる人工膜を覆い被せることにより、骨の再生を促す方法です。
免荷期間…2〜6ヶ月、治療回数…1回
50,000円~100,000円
税込55,000円〜110,000円

ソケットリフト
インプラントを埋入するだけの骨量がない部位に対し、インプラントを埋入する穴からシュナイダー膜という上顎洞の膜を持ち上げながら代用骨で埋めていく骨造成法です。
免荷期間…2〜6ヶ月、治療回数…1回
50,000円
税込55,000円

サイナスリフト
インプラントを埋入するだけの骨量がない場合や、多数歯欠損のインプラント手術時に、歯肉の横から切開し、シュナイダー膜という上顎洞の膜を持ち上げ、代用骨で埋めていく骨造成法です。
免荷期間…2〜6ヶ月、治療回数…1回
150,000円~200,000円
税込165,000円〜220,000円

骨造成
インプラント手術の際に骨が足りない場合に骨を足す処置です。

リスク・副作用
・個人差はありますが、術後1週間程は腫れや痛みを伴う場合があります。
・全身疾患をお持ちの方や喫煙者等は、創面の治癒不全のリスクが高くなります。

免荷期間…2〜6ヶ月、治療回数…1回
100,000円
税込110,000円

抜歯即時埋入
抜歯後、そのまま抜歯孔にインプラントを埋入する術式です。手術が1回で済むため、患者様の負担を軽減できます。

リスク・副作用
・抜歯と埋入を分ける方法に比べて感染リスクが高くなるため、感染対策をしっかり行う必要があります。
・歯周病罹患者や骨量が少ない場合は、インプラントが生着しない可能性があるため適応できない場合があります。

50,000円
税込55,000円

ブロック骨移植
GBR等では骨が足りない場合、自家骨をブロック状に切り出して移植することでインプラントを埋入する骨を作る移植手術です。

リスク・副作用
・移植骨が安定しないことや感染によって再治療となるリスクがあります。
・移植のために健常な骨を切り取らなければならない、侵襲性の高い治療となります。
・切り出せる骨量には限りがあるため、適応が限られます。

100,000円~150,000円
税込110,000円〜165,000円

オール・オン・4基本メニューの費用

種類 説明 料金
オールオン4のアクリリックレジンのサンプル
アクリリックレジン
下顎に4本〜6本のインプラントを埋入し、その上にアクリリックレジンという樹脂で作成した上部構造に全ての歯を並べ、固定する方法です。少ないインプラントで多くの歯を並べることができます。
治療期間…3〜6ヶ月、治療回数…5〜7回
下顎:2,050,000円
税込2,255,000円
オールオン4のチタンフレームの素材写真
チタンフレーム
チタン製のフレームをつけることで強度が増し、破折しにくい丈夫構造です。強度だけではなく人体への親和性も高い素材です。
治療期間…3〜6ヶ月、治療回数…5〜7回
上顎:2,900,000円
税込3,190,000円
下顎:2,500,000円
税込2,750,000円
オールオン4のチタン+ジルコニアの素材写真
チタン+ジルコニア
チタン製のフレームの強度や親和性に加え、上部構造をジルコニアにすることで審美性や清掃性も高めます。
治療期間…3〜6ヶ月、治療回数…5〜7回
上顎:3,400,000円
税込3,740,000円
下顎:2,900,000円
税込3,190,000円
All-on-4仮歯のイメージ写真
All-on-4仮歯
All-on-4治療の手術後にお口にはいる仮歯で、費用は仮歯期間中に壊れてしまった場合の再制作費になります。2つ目までは無償ですが、3つ目からは費用が発生します。 150,000円
税込165,000円

オール・オン・4の補綴(歯冠)オプションの料金

種類 説明 料金
メタルボンドクラウンの写真
メタルボンド
All-on-4の上部構造に並べる歯を強化するために、セラミックに金属で裏打ちした補綴を使用します。セラミックの見た目の良さと、金属の耐久性を併せ持つためのオプションです。 3,500,000円~4,000,000円
税込3,850,000円〜4,400,000円
ジルコニアクラウンの写真
ジルコニア
All-on-4の上部構造に並べる歯を強化するために、セラミックにジルコニアで裏打ちした補綴になります。セラミックの見た目にジルコニアの耐久性を持たせるためのオプションで、メタルボンドより見た目がキレイに仕上がる上部構造となります。 4,000,000円~5,000,000円
税込4,400,000円〜5,500,000円

阪急伊丹駅前の歯医者 アップル歯科伊丹駅前

  • 〒664-0858 兵庫県伊丹市西台1丁目1番1号 伊丹阪急駅ビル4階
  • お問い合わせ072-783-5777
  • お支払いには各種クレジットカード・電子マネーが利用出来ます。

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曜日
診療開始 9:30 9:30 9:30 9:30 9:30 9:30
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休診日:日曜・祝日
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枚方くずはアップル歯科
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